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ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

写真の価値

 ってどこにあるのだろう。

 絶対的で普遍的な基準があるのか。

 そういう唯美論を唱える人もいるだろう。

 逆に自分の中に基準があって、

 自分のために写真を撮るのか。

 

 芸術にはつきまとう問題で。

 僕は写真を始める前に、クラシックをやっていたから

 唯美論の中にいたわけで。

 楽譜通りに弾くことが良しとされていた。

 でも、はるか昔から楽譜通りに弾かない人もいた。

 モーツァルトだって楽譜通りに弾かなくて怒られていたらしい。

 

 人の手本となる人はもちろん楽譜通りに弾くべきなんでしょ。

 でも、芸術家はそうじゃない。

 感性で勝負するのだから。

 他に負けないアイディアや手法を発見すること。

 それが美しくなくたっていいと思う。

 

 唯美論に飽き飽きして、クラシックやめて。

 バンド組んだり、一人で曲書いたり。

 そこでなんとなく、自分の中の価値観みたいなものが

 初めて生まれた。

 

 僕の中の写真の価値は、

 楽しく撮っているかどうかに尽きる。

 わくわくしながら、ドキドキしながら撮る写真というものが好きだ。

 観たらどきどきしたり、ワクワクする写真がすきだ。

 

 その中に重厚なものがあって、「すごい」と感じる写真は

 既に死んでいる気がする。

 

 そういう気持ちを知ったからこそ、

 もう一度クラシック本気でやろうかな。

 たぶんやらないけど。

 

 それでも、

 小さな芸術家になりたいものである。

 

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 (minolta XD + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 + FUJI記録用100)