ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

Fujica35-ML

 どうもこんばんは。

 傘を持ち歩きたくない僕です。

 

 さて今日は新しいカメラを紹介しましょう。

 先にインスタグラムの方に載せちゃったけどまあいいや。

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 富士フイルムのコンパクトカメラ、Fujica35-ML。

 アシンメトリーでユニークな形ですね。

 つい最近購入しました。

 というのも、写りの評判がいいんですよね。

 その割にはあまり作例を見かけないので、

 購入に至ったという訳です。

 

 手にしてみると、思ったよりも馴染む。

 巻き上げレバーがボディの下側にありますけど、

 全く煩わしいと感じません。

 多少違和感はあるものの、操作性は悪く無いです。

 

 このカメラには兄弟がたくさんいて、どれを買おうか迷ったのですが、

 露出計などのないシンプルなMLを選びました。

 シャッタースピードは1000まであります。

 この手のカメラには珍しい。

 まあ電池を使わない機械式だからでしょうね。

 この時代の自動露出となると、高速はなかなか出せません。

 シャッターがシチズン製なのも面白い。

 セイコーのほうが数が多いでしょうけどね。

 ただ、ライトバリュー(LV)式なのがちょっとめんどう。

 普通はエクスポージャーバリュー(EV)。

 EVと違ってフィルム感度を加味しない露光指標なんですね。

 この方式のカメラは、絞りとシャッタースピードが連動します。

 それがめんどい。

 先にシャッタースピードを合わせて、それから絞りを合わせると

 少しはストレスが軽減されます。

 

 さて写りはどうか。

f:id:gingalittle:20160516225023j:plain (Fujica35-ML + FUJINON 4.5cm F2.8 + fuji200)

 噂に違わず、よく写ります。

 解像力はほんとに素晴らしい。

 F8まで絞るとここまでシャープに。

 前に紹介した、KONICA S2を超える程です。

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 (Fujica35-ML + FUJINON 4.5cm F2.8 + fuji200)

 色乗りは特別いいとは言えませんが、緑はとても綺麗です。

 さすが富士フイルム

 コントラストは低い印象です。

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 (Fujica35-ML + FUJINON 4.5cm F2.8 + fuji200)

 コントラストの低さがメリットになったり。

 緑っていいですね。

 人工物と緑とが一緒になってるのが好き。

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 (Fujica35-ML + FUJINON 4.5cm F2.8 + fuji200)

 開放でのボケは、お世辞にもいいとは言えません

 雑というか、二線というか。

 このカメラは絞って撮るほうがいいでしょう。

 レンズがF2のモデルもあるようですが、ボケはどうなんだろう。

f:id:gingalittle:20160516231108j:plain (Fujica35-ML + FUJINON 4.5cm F2.8 + fuji200)

 この写真は余分なところをかなり切り取ったものですが、

 そこまで粗さはひどくないですね。

 

 今回のカメラはとても満足の行くカメラでした。

 他の写真はまたインスタグラムに載せるので見て下さいね。

 明日も更新出来たらいいな。

 

 それではまた次回!