阪神御影という街
どうも、僕です。
丁寧語だと書くのが遅いのでやめる。
ラブホシリーズの更新が遅いので新しく何かを始めたいところ。
というわけでスナップしてきた街について喋る。
記念すべき一回目は自分が住んでいる街ではなく、
単に馴染みがあるだけの街について。
阪神御影。
母方の祖父母の家があるので、小さい頃から
よく通っていた。
どんな街かと言われたら、下町だと言える。
どこにでもある話だけど、上の方が上流階級で下の方は庶民。
なんてことは昔の話。
ただ面影はあるし、実際下に行けば行くほど
下町感は強い。
上の方は所謂「阪急御影」であり、高杉とか
パティスリーが多い。
羽生結弦で有名になった弓弦羽神社はどちらかと言えば阪急寄り。
話を阪神に戻そう。
中学生の時くらいにそこそこ大きな商業施設が出来た。
御影クラッセという。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
8年も経てば汚れも目立つように。
当時はこんな高齢者の街になんてかっこいい建物ができたんだ!
と思ったものである。
もともとは阪神百貨店が核店舗だったけど
不振が続いて今は阪急オアシスが核店舗だ。
なんだかんだ今でもよく足を運ぶけど、
人の入りはあまり良くないと思う。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
空に露出を合わせちゃって、街が暗くなった。
カメラ任せの露出はやはり完全には信頼出来ない。
上の写真に田中屋という看板が見えているが、
僕はこの田中屋がお気に入り。
なんといっても胡散臭いからだ。
店員はだいたい中国人でものすごく無愛想。
置いている生鮮食品はものすごく怪しい。
でもお菓子が安いのでついつい寄ってしまう。
昔からあるからこそ愛着がわいてしまったのかもしれない。
田中屋の近くには、繁盛してる立ち呑みがあるので
ぜひ行ってみて欲しい。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
沢の井と言って由緒ある井戸だ。
南側はこのように暗くなんだかおっかない雰囲気。
昔は鯉がたくさんいたのを今でも覚えている。
由緒正しいということで、コインを投げ入れる人が多かった。
鯉のためにやめようとなったのはいつだっただろうか。
それはさておき、碑文の一行目が埋められているのに
お気付きだろうか。
何が書かれていたかと言うと、「三韓遠征」。
つまり三韓征伐のこと。
征伐という単語自体が放送禁止用語らしい。
なので三韓遠征もそれに含まれたのだろう。
しかし本当にそれだけだろうか。
共産の色がある地域なので、嫌韓っぽい言葉は
埋められたのかもしれない。
もしくは、三韓征伐そのものが史実ではないと
言われているので消したとか。
それならば神功皇后の存在自体も確証がないから、
神功皇后も消されていないとおかしい。
なんというか、ナショナリズムのジレンマみたいなものを
感じる。
かくいう僕もどちらかと言えばリベラル。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
弓場線を南に下って行くと、レトロな喫茶店がある。
コーヒーハウス井戸。
井戸さんは、うちのおばが昔アルバイトをしていたので
そのくらい昔からある。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
今回はマンデリンを注文。
かわいいお姉さんが運んできてくれた。
マンデリンと言えば、少し革っぽい風味がするのだけど
ここのマンデリンは控えめだった。
個人的にはもう少しマンデリンさを感じられるほうが
好ましい。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
井戸さんの近くにあるご神木。
なんでもこの木を切ろうとしたら必ず事故が起こるだとか。
不思議だなあ。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
上中公園。
よく遊んだなあ。
昔から何も変わっていない。
(Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 +FUJICOLOR C200)
めちゃくちゃ小さな銭湯。
こっちより処女塚温泉によくいった。
今でもこういう銭湯があるのはいいね。
阪神御影はちょっと古くさいのがいい。
きっとどこにでもあるような街だけど。
次はどこにしようか。
大阪方面なら、ミナミがいいけどあえて
江坂とか中津とかでもいいかも。
それではまた次回。