MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5
あけましておめでとうございます。
本年もゆったりフィルムを使っていきたいです。
でもフジのX-pro2くださいほしい。
さて今回はレンズのお話。
本来は24mmがほしかったのだけど、
お値段が結構するので我慢。
いつか買おう。
物欲は尽きない。
画像左端のフィルターが反射しているレンズ。
軽く準望遠サイズはあるし重い。
このレンズは黄変がものすごいから
かなり安値で取引されているよう。
オークションで1000円だった。
多分1円で出品されてたらそのまま終わる可能性もある。
そのくらい黄色い。
前期後期関係なく黄色くなる。
現代のデジカメなら多少はAWBでなんとかなるけど、
白いものを撮ったりすると多分濁る。
このレンズをXDにつけてファインダーを覗くと、
真っ黄色な世界が見える。
というわけで黄変除去の開始だ。
なんとレンズを日光浴させると黄変が改善されるというのだ。
M42レンズの種類を調べているときに、そんなページを目にした。
調べればけっこうみんな試しているみたい。
ただ、日光浴だけでは大幅な改善は見込めない場合があるようだ。
そこで用意したのが、ブラックライト。
UVライトとも言う。
この光を根気よくレンズに当て続けるのだ。
何日か当ててみると、驚くほど黄変が薄くなった。
そこで比較だ。
残念ながら、レンズのビフォーアフターではなく写り。
(minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + フジ記録用400)
うーむ黄色い。
もともと黄色く写るだろうと思っているので、
シチュエーションを選んで撮った。
でもボケはけっこう綺麗じゃない?
さすがミノルタ。
(minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)
動きながらの撮影で随分甘くなってしまった。
黄変はだいぶ改善されたのでは?
少しアンバーな気もする。
(minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)
思ったよりもニュートラル?
そんなにぼやぼやしないレンズみたい。
前ボケは少しうるさい。
絞れば十分解像する。
(minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + lomography CN800)
広角で縦位置。
歪みがよく分かる撮り方でもこの通り。
多少周辺光量落ちしている。
(minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)
暗めに撮っても、しっかり写る。
立体感が気持ちいい。
アナログで焼いてみたいなあ。
(minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)
(minoltaXD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + PRO400H)
(minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + PRO400H)
撮り比べ。
28mmはコントラストが抑えられているけど
迫力がある。
マクロはすごく滑らか。
街まで含めた表現は45mmかなあ。
総評としては、
値段を考えると十分すぎる。
35mmじゃなくて28mmだし。
大きさが難点だけど、
あの大きさだからこその明るさと写り。
これは本当にMC24mmと比べてみたい。
黄変除去できたらめちゃくちゃ良いと思う。
今年は準望遠も望遠も買うぞ。
頑張って鷹の目ロッコールも買うぞ。

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