ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

Rollei PAUL & REINHOLD 640

 

 

どうもこんにちは。

 

いつぶりの更新だろう。

まあ気長にフィルム撮影を続けられればと思う。

 

さて今回はフィルムの紹介。

 

ローライ100周年記念フィルム。

 

 

売店によると、

 

「今から100年前の1920年、Francke und Heideck という会社が設立され、彼らのブランド ”Rollei” は、世界的に有名なブランドへと成長しました。”Rollei” 誕生から100周年を記念して生産された この数量限定の2本入りフィルムパックは、創設者であるパウル・フランケ と ラインホルド・ハイデッケ 二氏のファーストネームが冠されています。」

 

ということらしい。

数量限定で結構前に購入したっきりだった。

 

この春の帰省で思い立って使おうと発起。

モノクロだし秋口に使いたいなと思っていたけど、

普段あまりカメラも持ち歩かないしいい機会だった。

 

感度表記は640だけど、幅は320~6400な模様。

実際使ってみたけど高感度では使用しにくい。

 

使用カメラはCONTAX T2Rollei35

やっぱりローライに通さねばなと思う。

 

(Rollei35 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

そこそこの粒状性で暗部も粘る。

コントラストバキバキタイプではない。

久しぶりのRollei35で目測が楽しい。

歩きながら撮るとまあまあぶれぶれ。

こんなにだっけ?と思うくらい。

使わないとほんと下手くそになる。

 

(Rollei35 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

ラティチュードが広くてオーバーで真っ白に飛ぶとかはなくて良い。

ただ被りやすいらしく、フィルムの装填や交換は暗所で行う事を推奨している。

案の定被った。

 

(Rollei35 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

しっかり描写する。さすがローライコンボだぜ。

奥側の暗い部分も問題なし。

 

(Rollei35 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)



京都鴨川にて。

ピントと露出が合えば非常によく写る。

Rollei35ほんといいカメラだ。

 

(Rollei35 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

最短で解放。

じっくり時間を掛ければぼかしだって。

さすがに立体感はこの程度。

 

(Rollei35 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

自家現像なら何も問題ないけど、
お店で現像を頼む場合はフィルムケースが必須。

パトローネには現像方法が書かれておらず、

ケースには記載がある。

 

よって違うケースに入れたり、むき身でお願いするとほぼ断られる。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

カメラは変わってT2へ。

最近調子が悪くて無限遠が出にくいし合焦しない。

でも描写はピカイチ。動かなくなるまで手放せない。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

ハウステンボスではないよ。

レンズがコントラスト強めだからRollei35より強めの描写。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

宮城の塩竃水産物仲卸市場。

ここでオリジナル海鮮丼作って食べるのが楽しい。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

仙台も余裕で住めるな。めっちゃ都会。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

大きなアーケードが市街地中心部にある場所は安心する。

神戸がアーケードだらけだから。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

出張ついでに指宿の砂蒸し風呂へ。

撮りきるのに時間がかかるようになって1本のフィルムに色んな場所が。

 

(CONTAX T2 + Rollei PAUL & REINHOLD 640)

ローライ100周年記念フィルムだからレトロな描写かと思ったけど

案外そうでもなかった。

数量限定だしほんとに記念に買って使う程度のフィルムかな。

値段もそこそこだし普通にもっと安いもので十分だと思う。

 

それではまた次回。