ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

フィルムカメラと行くイタリア④

 

どうもこんにちは。

 

下書きに入れて放置していた続きを書こう。

 

これを書き始めたのはどうやら東京オリンピック直後らしい。

 

その時の時事ネタが書かれていたので相当放置していましたね。

 

さてイタリアの続きを書いて納めたい。

 

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ピサに別れを告げて、最終滞在地ローマへ。

その日のうちにまずはヴァチカンへ入国。

サン・ピエトロ大聖堂だ。

手荷物検査とかかなり厳重且つ人の多さも尋常ではなかった。

 

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絵画美術には疎いけど、静かにじっくり絵を観るのはいいね。

 

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残念ながらゆっくりと観る事は叶わなかったけど。

人流が多くて速いから大変大変。

 

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とまあさっきまでの写真は全てiPhoneです。

人が多いからね。

一応建物内の撮影は普通にOKだけど、

色々とマナーがあるらしい。

 

神聖な場所だから肌の露出はNGね。

ミニスカニーハイ で行ったらつまみ出される。

 

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さあ最終日は楽しい楽しいローマ観光。

待望の街歩き。

 

他所の国の街並みはいいものだ。

ヨーロッパと言えどやはりイギリスとはまた違う。

 

ロンドンの方がかなり都会だ。

ローマは未だ地下に遺跡が多く眠っているから、

そう簡単に開発が出来ないみたい。

 

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最終日のこの日は早起きしてまずコロッセオへ。

かなり観光向けに整備されており、手すりやちゃんとした階段等設備は現代。

言うまでもなく超人気観光地だから朝でも並ぶ並ぶ。

 


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コロッセオの後は近くにある遺跡、

フォロ・ロマーノへ。

古代ローマの中枢部、宗教と政治どちらでも重要な場所だったよう。

 

それぞれの遺跡内では映像による解説があったりする。

実際に国外の宗教遺跡や施設を見ると、

古代の欧米諸国の技術すげー

ってなるけどよく考えたら巨大な大仏とか関連の装飾とかすごいよね。

昔の人は偉大だ。

 

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フォロ・ロマーノを抜ける回転式ドア。

シールがひしめいている。

大学のゼミの教授がグラフィティ研究をしていたから、写真送ってあげたら喜んだかな。

 


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どこかノスタルジックな街並みが本当に心地良かった。

都会の洗練された雰囲気ではなくて、

歴史の積み重ねみたいな街。

 

お昼ご飯にはカルボナーラ発祥の有名店に予約して行ったのは良いけど、注文後の提供にすごく時間が掛かる。

待ち切れなくて店員さんに頼んだ食事を

「まだかー」

って聞いたら

「分かってる。待っときなー」

横の夫婦からはメニューを差し出され

「すぐ提供されるものも頼みなさい」

と助言を受けた。

 

とても勉強になった。

僕たちはせっかちだったのだ。

普通はすぐ提供される商品やパンを食べて待つのかな。

 

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気を取り直して街ぶら再会。

日本のカメラ・写真屋より圧倒的にフィルムの種類が多い。

当然フジのフィルムは少なかったけど。

日本よりそこそこ安かったのでイルフォード125とコダックのエクターを購入。

F4とT2抱えて入ったら、「ナイスキャメラ」だってよ。

そりゃそうだ。

ナイスに決まっているのだ。

 

あまりにオーバーすぎたかどうか分からないけどなんか燃えた。

こういう感光もありなのでは。

良い旅だったよイタリア。

数十年経った後にもう一度行けるかな。

 

どこでも歴史が目に見えて重なっている場所を見るのは楽しい。

時が止まったまま、というわけではなく、「昔」を感じられるポイントが少しでもあれば萌える。

 

仕事柄様々な場所に出張に行くけど、都会は都会たる意味と所以があると何度も何度も思う。

 

「まち」って面白いね。

ではまた。