ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

Rollei CHROME CR 200

 どうもこんばんは。

 気付けばもう5月も後半戦。

 焦り焦って焦る。

 

 さて今日はフィルムの紹介です。

 ローライブランドのポジフィルム。

 メイドインベルギー。

 欧州ではまだフィルムが多く作られてますね。

 やっぱりポジを使うと仕上がりが楽しみというか。

 待ってる間のワクワク感は半端ない。

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 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Rollei CHROME CR 200) 

 どうですかこのアンバー寄りな画は。

 多分ですけど、撮ったまま現像せずに何ヶ月か放置してると、

 かなり黄色くなる気がします。

 もともとこのフィルムはアンバー寄りな発色なんですけどね。

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 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Rollei CHROME CR 200)

 おかげでノスタルジック極まるというか。

 画作りしやすいと僕は思います。

 影とかいれてあげると、よりそれっぽく。

 レンズで表すアンバーさとはまた違った趣ですね。

 黄変したタクマーレンズとかは、

 緑をアンバーに表現するのですが、こちらは全体的に

 バランスよく黄色みがかかります。

 組み合わせるとどのようになるのか…

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 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Rollei CHROME CR 200)

 程よい粒状性で、フィルム写真であることを感じさせてくれます。

 解像度もまあまあ。

 ポジを透過光で観るのがやはり一番美しい…

 解像度や粒状性に関しては、富士フイルムのポジが最強です。

 まあノスタルジックな写真を目的に使うことが多いので、

 多少の粗さはむしろプラスになるんじゃないでしょうか!

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 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Rollei CHROME CR 200)

 快晴の下、真上からの光ですと、アンバー寄りは軽減されるようです。

 まあそれでも黄色いけど。

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 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Rollei CHROME CR 200)

 周辺光量が落ちてるのも相まって、トイカメっぽくなる。

 僕としてはだいぶん好みなフィルムです。

 ベルビアとかも好きなんですけど、人が撮りにくいのはちょっとマイナス。

 

 ポジの選択肢はかなり狭いですけど、その中でも特に個性的なフィルムでした。

 ぜひ使ってみてください。

 この他の作例はまたインスタグラムにあげます。

 

 それではまた次回!