ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

ADOX Color Implosion

 どうも僕です。

 大学も夏休みに入り、やることが少なくなってきました。

 就活続けたいのでちまちま続ける。

 余裕を持った行動を心がけねば。

 

 さて今日はフィルムの紹介をば。

 アドックスのカラーネガで、ちょっと特殊。

 何が特殊かって、感度で色調が変わるみたいだ。

 説明では、ISO100から400で違った色を楽しめるそう。

 結局のところは、色温度や明暗に振れやすいということなのだろう。

 今回は50で通してみた。

 というのも、使うカメラの露出計が少しアンダーな気がするから。

 使ったカメラはRolleiflex SL35Eでレンズはプラナーヘリオス

 お気づきだろうか、

 カメラ直ってるやん!!!

 修理していただいたのである。

 詳細はまた次回ということで。

 話はもどって、作例を紹介したい。

 今回も撮影に協力してくれた子に感謝。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 さて今回はすべて絞り優先オートで撮った。

 そして仕上がったネガを見て思った。

 濃度が薄い… 

 入念に調べたところこのカメラの露出計は、

 だいたい2と3分の2段アンダーになっている。

 割と大きな誤差である。

 前言撤回、もはや誤差ではない。

 マニュアルで撮る分にはなんとでもなる。

 絞り優先オートではISO100以下のフィルムは使えない。

 厳密には使えるけどかなり暗い写真になる。

 今回もその例外ではない。

 ネガの濃度がやや薄かった。

 ぎりぎり許容範囲内ではあるものの、

 カットによってはボツなものもあった。

 上の写真は、半段露光量を増やしている。

 それでもアンダー。

 どうだろう、色味は青被りという感じ。

 巷のカメラ女子たちはPRO400Hじゃなくてこっちを

 使えばよろしいのでは。

 今回はアンダーになってしまったとは言え、

 粒状度はプロ並みには程遠いが。

 まあこのフィルムは色味をコントロールすることは

 難しいので常用には完全に不向きだ。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 室内だと緑に偏るのか?

 蛍光灯とか人工の光でこうなるのかもしれない。

 しかしプラナーがまた使えるようになってうれしい。

 エッジが非常に好みだ。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 この写真は露光量も何もいじっていない。

 まあでも暗いのは暗い。

 このカットはまだ普通の発色に近い。

 当日はうす曇りの夕方だったはず。

 余談だが、この時はニコンF3にモノクロをつめ、

 このカメラと中判にカラーネガ、

 そして後日紹介予定のローライXF35にポジをつめていた。

 我ながらなかなか気合いが入っていたと思う。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 カメラに興味津々のご様子。

 余ってるレンズシャッターのカメラならいくらでも

 あげるのに。

 自然な感じを撮るならこうして遊んでるところを

 撮るのが良い。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 白ニーハイの良さを改めて感じた。

 後日普通のフィルムでリベンジさせて頂ける運びとなったので、

 次こそは美しく、艶めかしい絶対領域を撮りたい。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 ニコンF3くんが非常にいい働きをしてくれている。

 だが主役はふとももなので、カメラにピンは合わせていない。

 そんな失礼なことはできない。

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 (Rolleiflex SL35E + Helios-44M 58mm F2.0 + ADOX Color Implosion)

 これはヘリオスで。

 ローライのプラナーに比べて色が濃い。

 標準レンズを使い分けるのは難しい。

 その日の気分にまかせよう。

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 (Rolleiflex SL35E + Rollei Planar 50mm F1,8 HFT + ADOX Color Implosion)

 最近、かわいいスカートのめくりかたなる写真集がでたらしい。

 僕はそれに負けないようにニーハイを撮り続けたい。

 

 途中からニーハイのことばかりだったが、

 このフィルムはベースの色がオレンジではない。

 ポジみたいなシアンぽい感じ。

 コダックに近い発色もするのでコダック由来のフィルムを

 加工しているのだろうか。

 ADOXといえばモノクロである。

 カラーネガも自社で作っているのならばうれしい。

 

 さて今日はこのへんで。

 また次のニーハイにご期待ください。

 次回は冒頭で述べたように、SL35Eの話。

 それではおやすみなさい。