ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

Leotax T + Canon 50mm F1.8

 どうもこんばんは。

 

f:id:gingalittle:20170220194107j:plain

 もしやこれはライカ…?

 バルナックライカの黒塗りということは

 Ⅱ型のどれかか…??

 

f:id:gingalittle:20170220194338j:plain

 残念レオタックスでした!! 

 バルナックライカの黒塗りはもっとテカるぞ。

 後塗りは知らん。

 

 マルシンカメラにふらっと寄ってみたら、

 黒いのがあったので購入。

 本来レオタックスのカメラにブラックモデルはない。

 つまり、これは後塗りなのだ。

 個人もしくは業者がやったのだろう。

 綺麗に塗られている。

 バルナックライカ型の黒って、

 めちゃくちゃかっこいい。

 

 本当は隣にあったライカⅢcが欲しかった。

 しかしライカを買うなら、

 レンズもライカのレンズがいい。

 つまりお金がなかったのだ。

 というわけでこのレオタックスと、

 キヤノンの一番安いLマウントレンズを手に入れた。

 エルマーを買えばレオタックスで使えるし、

 そのうちボディが生えてくるから問題ない。

 

 レオタックスも後の方になってくると、

 レバー巻き上げになったりする。

 あと、昭和光学精機銘がないのも後のほう。

 今回のモデルはレバー巻き上げではなく、

 ちゃんと昭和光学精機銘。

 

 せっかく黒ボディなので、

 レンズも黒鏡胴にした。

 これがよく似合う。

 キヤノンのLマウントレンズは

 曇りが発生しやすいらしい。

 オークションとかで買うと

 基本的に曇っていると思っていたほうが良い。

 よほど良い値段設定じゃないと、

 光学がきれいなのは手に入らない。

 だからこのレンズに関しては、

 お店に行って買うほうが良い。

 

 シャッタースピードが500までしかなくて、

 物足りなさを感じる。

 廉価版だから仕方ない。

 レオタックスFなら1000まである。

 

 さてとりあえずフィルムを一本通してみた。

 

f:id:gingalittle:20170220202517j:plain

 (Leotax T + CANON LENS 50mm F1.8 + FUJI記録用100)

 絞り5.6でSS50。

 解像力が特別あるわけではないけど、

 納得の写り。

 月並みな言葉で言えば、

 この時代のレンズにしてはとても良く写る。

 今回からしっかり露出を記録するようにした。

 ネガを見ると、ほんのちょっとだけ薄いかな

 というレベルである。

 雨の日だからコントラストが低く見える。

 

f:id:gingalittle:20170220212257j:plain (Leotax T + CANON LENS 50mm F1.8 + FUJI記録用100)

 F8、SS50。

 大丈夫、コントラストも悪くない。

 久しぶりにレンジファインダーを使った。

 最短1mだとちょっと困った。

 一眼レフを使いすぎたな。

 

f:id:gingalittle:20170220212720j:plain

 (Leotax T + CANON LENS 50mm F1.8 + FUJI記録用100)

 F2、SS200。

 ボケ量も豊富。

 しかし、二線ボケ。

 背景をおとなしめにしなければ。

 

f:id:gingalittle:20170220213142j:plain

 (Leotax T + CANON LENS 50mm F1.8 + FUJI記録用100)

 右端が怪しい。

 F2、SS200。

 ぼちぼち慣れていこう。

 

f:id:gingalittle:20170220213443j:plain

 (Leotax T + CANON LENS 50mm F1.8 + FUJI記録用100)

 F8、SS75。

 アンダー。

 安いレンズにしてはいいんじゃないか。

 次は何を買おう。

 外付けファインダーがないから先に探すか。

 35mmが欲しい。

 

 で、試写を終えると不具合が見つかった。

 SS500で撮ったコマが全く写ってない。

 どうやら幕が開いてないらしい。

 先幕と後幕が同時に動いてるのかな。

 

 なのでマルシンカメラに持っていった。

 委託品は基本的に保証なんてないはずだが、

 無償修理を引き受けてくれた。

 これからも足繁く通って、

 たくさんカメラとレンズを買おう。

 はやく返ってきてくれ。