どうもこんばんは。
部屋探しとか仕事で忙しい。
なので簡潔に。
オートコンパクトカメラをけっこう使ってきたので、
そろそろまとめてみてもいいんじゃないかと思った。
できれば今からフィルムカメラ始める人に見て欲しい。
基本的にはオートコンパクトを紹介するつもり。
写ルンですよりもっと足を踏み入れてみようぜ的な。
それで物足りなくなれば一眼レフなりレンジファインダーなり買うといい。
Konica BiG mini
まずはこれ。
紹介する中では一番安いかも。
だが侮ることなかれ。
とても良く写る。
流行ってよく売れたらしいので、
それなりに市場に出回っているが
故障品も多い。
背面液晶が消えていたら買ってはいけない。
つまり裏蓋開閉部(番のとこ)のフレキが断線しているものはNG。
今の価格はだいたい5000~1万円ちょっとだろうか。
びっくりするほど値上がりしている。
ついこないだまでは3千円くらいで買えたのにね。
ちなみに上位機種のBig mini Fはいい状態でだと2万円以上する。
恐ろしい。
使いにくいところは、露出補正ができないところと
フラッシュ非発光を記憶できないことだ。
電源を落とすとオートフラッシュになる。
測光性能は悪くない。
が、明るいところに引っ張られやすい。
明暗差には弱いと思っていい。
AFは遅め。
以下実写。
(Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUJICOLOR C200)
(Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + 記録用100)
どんなものだろうか。
僕としてはクローズアップモード時のボケが好き。
前4枚はノーリツ無補正スキャン。
後はカメラのカツミ堂のスキャン(富士フイルムフロンティア、補正あり)。
人を入れて撮ったほうがいい感じだなあ。
露出の癖をまだつかめていないので、
スナップがしっくりこない。
基本的にきっちりかっちりとした写り。
あの小さなボディからは考えられないほどの写り。
遠景より近景、ポートレートが強いと思う。
Konica HEXAR
お次もコニカ。
平成のフィルムカメラ。
2010年台前半では一部のカメラ量販店で
デットストック品が売られていたとか。
このカメラはとにかくよく映る。
レンズが素晴らしい。
コンパクトカメラでは類を見ない
開放F値2が偉い。
撮るための機能が一杯詰め込まれており、
これ1台でかなり満足できる。
特徴的な機能がサイレントモードであり、
シャッターボタンを押している間は巻き上げが行われない。
巻き上げ音も本当に静か。
あまり目立ちたくない時のスナップに重宝する。
従来のコニカコンパクトって巻き上げ音うるさいんだけどね。
上で紹介したビッグミニとか。
ただいろいろと難点もある。
まずシャッタースピードの最高速が250分の1しかない。
高感度フィルムで昼間なんか撮れないレベル。
これが一番のネック。
まあネガなら多少オーバーでも大丈夫だろうけど。
次に意外とサイズが大きい。
レンズも沈胴しないのでかさばる。
ネットオークション等に出回っているものは
完動と書いてあっても部品が摩耗していて
不具合があることが多いので基本的には
店舗か店舗のネット販売が良い。
特にチェックしていただきたいのは、
レリーズがスムーズにいくかどうか。
内部の部品がへたっているとシャッターの反応が
かなり鈍く、最悪切れなくなる。
価格は4万円から6万円程度。
以下実写。
柔らかい写りで高解像。
値段なりの写りだ。
かなりおすすめ。
RICOH R1
お次はこれ。
リコーから発売されていたオートコンパクト。
このカメラもレンズに定評あり。
そのおかげか改良型が出たり、
高級版が出た。
GR21とかめっちゃいい値段すると思うよ。
スペックはビッグミニとほぼ変わらない。
露出補正できず、フラッシュ設定も記憶できない。
ただ操作性はこちらの方が格段に上。
そして多分ビッグミニより耐久がある。
そして薄い。
だから軽い。
特筆すべきことでもないけど、30mmと24mmのパノラマつき。
使わない。
むしろ特筆すべきはプリワインディング方式か。
フィルムを最初に全部巻き上げちゃうやつ。
ほな作例。
OEM版のローライプレーゴミクロンだけど一緒だからね。
気にしないでね。
(Rollei Prego MICRON + AF-Curtagon 30mm F3.5 HFT + フジ記録用100)
色がこってり。
というのも、アンダー気味に写るからだ。
それがこのカメラの癖であり味であろう。
ビッグミニより陰影表現が絶妙。
しかし周辺光量落ちと周辺部の解像力低下が顕著。
あとAFは遅め。
スキャンはキタムラ。
やはり青く補正される。
Nikon35 Ti
ニコンの高級コンパクト。
ボディ上部にアナログメーターがあるのが特徴。
でもあまり受けなかったそう。
しかし高級コンパクトだから性能は折り紙付き。
レンズも良いが、測光性能が良いと思う。
普通に撮れば少しオーバー目、
つまりネガがはっきりしている。
露出補正がプラスマイナス2段あり、
3分の1ずつ補正できる。
3分の1マイナス補正すると、
ポジでもちょうど良くなる。
やはりなんといっても持つ喜びが大きい。
チタンボディにたくさんの機能。
特別なカメラっぽい。
少し線の太さがあるものの、
写りに関しては満足できると思う。
絞り優先オートもあって使いやすくはある。
まあもっと写りの良い高級コンパクトも存在するけど。
難点としては、
フラッシュ非発光がボタン押し込み式なこと。
ボディ正面向かって右下にボタンがある。
そこを押し込みながらシャッターを切らなければならない。
これが意外と邪魔くさい。
慣れた今となっては問題ないけど。
押し込み式からスライド式になっているモデルもある。
厳密に言えば、ニコンでスイッチを交換してもらったものだが。
僕が一番良く使うコンパクトだ。
少し贔屓目に書いてしまったかもしれない。
CONTAX T2
ザ・高級コンパクト。
今でも根強い人気がある。
市場にも多く出回っている。
ただ高い。
ここ最近では5万以上したりする。
言わずもがな銘カメラ。
デザインも良いし、写りも良い。
ただ気をつけたいのは、
撮影最短距離が60cmで、AFの中抜け現象が多いこと。
フィルムを1コマでも無駄にしたくはあるまい。
でも露出補正はできるし、絞り優先オートも出来る。
開放での絞り優先は出来ない。勝手にプログラムになる。
操作性はNikon35Tiを上回る。
シャッターボタンを押しっぱなしにすると、
連射できる。
まあこってりとして硬めの写り。
芯があるとでも言うか。
画面端が流れるということもなく、
とても良く写る。
平成のフィルムカメラだし当然か。
逆光性能も申し分ないくらい。
ただ現代のデジタルと比べると遜色ありまくり。
比べるべきではないな。
さてどうだっただろうか。
気に入った写りのものはあっただろうか。
もしも家に眠っていたりすれば是非使って欲しい。
そして写ルンですユーザーの人はステップアップして欲しい。
また新しいオートコンパクト手に入れたら追記したい。

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