ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

ロッコールレンズに惚れる

 どうもこんばんは。

 体調も良くなってきたので、そろそろ快活さを取り戻したい。

 ようやくミノルタXDの試写が終わった。

 

 レンズはいつものMC50mmF1.7。

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 (minolta XD + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 + FUJI記録用100)

 少し絞ったときの描写がたまらなく好きだ。

 標準レンズを選ぶにあたって、オートからMDロッコールまで調べたが

 このレンズが個人的に一番良い。

 まずは緑の乗り方が大変好ましい。

 いつもローライのプラナーばかり使っていて、

 あのレンズは赤がキレイに出るけど緑は普通。

 ロッコールレンズはしっかりと乗ってくれる。

 前回は感度400(スーペリアエクストラ)だから色乗りが

 控えめだったのもある。

 そしてクールな描写じゃなくてあったかいのがいい。

 非常にバランスの取れた描写だと思う。

 解像力だけならオートロッコールが開放からシャープだ。

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 (minolta XD + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 + FUJI記録用100)

 今回はというかこのカメラではほとんど勘露出だ。

 使い方としては間違っているかもしれないが、あくまでジャンク流れだし。

 露出の精度もそこまであてにしていないというか、

 ファインダーのランプはみていない(目には入る)。

 この写真ももっとしっかりとザクロを写すつもりだったが、

 これはこれでいいことにしよう。

 暗部もそこそこ描写してくれている。

 右端の黄色いモヤは、スキャナーのバックライトの写り込みである。

 ネガの端が薄いとこうなってしまう。

 もう、諦めた。

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 (minolta XD + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 + FUJI記録用100)

 やんちゃ犬。

 実際よりも毛並みが良く写っている。

 これから紅葉を撮るときにはもっと堅い写りの方がいいのかと悩む。

 一眼レフとコンパクト、そして中判各1つの編成で行くと思うので

 特に一眼レフは何を使うかじっくりと決めなければ。

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 (minolta XD + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 + FUJI記録用100)

 ボケに関しては好みが別れるところだと思う。

 手放しにキレイだとは言えない。

 なんというか丸いボケだ。

 固いボケじゃないだけで十分である。

 

 そんなこんなでロッコールレンズを増やしたい。

 幸いロッコールはかなり安い部類に入る。

 フランジバックが短くてデジタルでも使えるボディが限られるとか。

 

 今回目を付けたレンズは4つ。

 まずは広角。

 R型ライカのエルマリートの兄弟とか言われているやつ。

 MC W.ROKKOR-SI 24mm F2.8。

 

pakira3.sakura.ne.jp ここによると、レンズ構成は似ているが、コーティング位置などは違うらしい。

 写りに関しては、普段よく拝見する

blog.livedoor.jp こちらのブログを参考にした。

 歪みもなく、かなり良好な写りである。

 24mmという焦点距離もなかなか魅力的だ。

 うまく使いこなしてみたい。

 ヤフオクをみていると、1万円以下で買えるようだ。

 

 次はMD ROKKOR-X 45mm F2。

 80年台のレンズらしく、かなりしっかり写る。

 開放からキレるらしい。

 パンケーキなのもかわいくて嬉しい。

 ヤフオクだと5000円から1万数千円というところ。

 

 次はMC  MACRO ROKKOR 50mm F3.5。

 マクロならではのとろけるボケが美しい。

 等倍撮影用のリバースリングも一緒に手に入れたいところだ。

 

 そしてMC TELE ROKKOR-PF 100mm F2.5だ。

 中望遠は85mmでF2とF1.7があるが、このレンズの描写のほうが

 優れている気がする。

 まあ焦点距離が違うので同じように比較できないかもしれないが。

 

 大阪に行って探してみよう。

 ではまた次回。