ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

秋のニーハイ大作戦

 どうもこんばんは。

 久しぶりの更新。

 卒論が出来てなくて、なかなか更新できず。

 息抜きに書こうと思う。

 

 このブログの主コンテンツと言えば、

 フィルムの種類

 ニーハイ

 ラブホテル

 の3つである。

 後ろ2つは、

 自分が大学で決めた撮るテーマだ。

 ニーハイってけっこう特別というか特殊感があって、

 アイドルとかのイメージが強い。

 それを日常っぽく撮りたいのだ。

 だからどんな場所でも撮ることにこだわっている。

 

 今回使ったカメラとフィルムは、

 minoltaXDとPRO400H、 フジ記録用400

 Rolleiflex SL35とフジ記録用100

 OLYMPUS-PEN FTとACROS100

 Nikon35 TiとVelvia100

 の4つ。

 だいたい秋と言われる期間に撮った。

 すべて現像し終わったのでまとめる。

 

f:id:gingalittle:20161216005423j:plain

 (minoltaXD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + PRO400H )

 アンダー過ぎて画像が薄くなってるけど勘弁。

 新しく手に入れたこのレンズは遠景に弱いらしい。

 マクロで無限遠を使っていないので要検証。

 表現力などはけっこうイケると思う。

 肉感も出てる。

 優しい写りなのは、フィルムとレンズの柔らかさのおかげ。

 なかなか良い組み合わせだ。

 ネットではMDの方が高評価だ。

 余裕があれば手に入れてみようかしら。

 

f:id:gingalittle:20161216010229j:plain Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + フジ記録用100)

 京都嵐山にて。

 紅葉を狙いに行ったが、一番成果をあげたのはNikon35Tiだった。

 コンパクトなのにあなどれないやつだ。

 分割測光は強い。

 さてメイン機の立場をminoltaXDに奪われつつあるこのカメラ。

 ボディの性能はほぼペンタックスSPだが、

 レンズの性能はかなり良い。

 用意された標準レンズはツァイス以外にも、

 シュナイダーやマミヤもある。

 でもやっぱりこれかなあ。

 ボケ量と立体感を求めるなら、50/1.4にするといい。

 ヤシコンプラナーとはコーティングの差がある。

 

f:id:gingalittle:20161216011328j:plain

 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + フジ業務用400)

 新しいレンズをフライング。

 室内で、照明の色温度のせいか

 ネガがカブってる感じ。

 おかげで自家スキャニングがうまくいかなかった。

 のでこのレンズの紹介は持ち越しだ。

 基本的にシャープでボケも綺麗だと思う。

 

f:id:gingalittle:20161216013850j:plain

 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Velvia100)

 感度100で、暗い場所は辛かった。

 コンパクトでミラーショックがないものの、

 やはりアンダー気味になる。

 するとベルビアは世界を赤く染めてしまう。

 人を撮ると肌が赤くなるから避けるのがベターなのだが、

 構わず撮る。

 このカメラは色乗りがかなり控えめだし。

 ポジをみてもそこまで赤くはなかった。

 というかベルビアのくせに色乗りが普通で、

 やはり面白いなあと思った。

 プロビアを詰めたらネガ並になりそう。

 でもやっぱり人の肌はナチュラルじゃない。

 

f:id:gingalittle:20161216014657j:plain

 (minoltaXD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + PRO400H )

 50mmだとマクロか標準で撮ったかわかんなくなる。

 多分マクロだったはず。

 50mm2本持っていく時は記録つけておかないと。

 おそらくこの写りはマクロ。

 多分MCロッコール50/1.7ではここまで表現できないし、

 もう少しアンバーな写りになるはず。

 作品撮りにかなり向きそう。

 

f:id:gingalittle:20161216015714j:plain

 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Velvia100)

 ポジって滑らかだよなあ。

 スカートのシワとかすごい。

 

f:id:gingalittle:20161216020015j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + フジ記録用100)

 繊細な写りはやはりこっち。

 ロッコールほど柔らかくはないが、

 解像力とピント面の切れ味がかなり良い。

 ボケも条件によっては暴れるが、

 基本的に滑らか。

 ロッコールだと万華鏡みたいなボケになる。

 マクロは秀逸なボケだけど。

 45mmパンケーキでももっと撮らないと。

 

f:id:gingalittle:20161216020518j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 寄れる寄れる。

 マクロほどではないにせよ、

 近接撮影が可能。

 だけどぐるぐるボケが出る。

 よく出来た標準レンズで、

 色乗りもシャープさも好みだ。

 OMシリーズも欲しいなあ。

 

 今回はこのへんで。

 卒論終わるまでは更新頻度減ります(多分)

 ニーハイモデルが足りん。

 

 

 

 

フジフイルム 業務用フィルム ISO100?36?30本パック

フジフイルム 業務用フィルム ISO100?36?30本パック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Rolleiflex SL35で秋を楽しむ

 どうもこんばんは。

 卒論ラッシュ。

 いまいちやる気が起こらない。

 そろそろ焦るべきだ。

 

 大学が京都にあるおかげで寺社仏閣に行きやすい。

 空きコマでも近場のお寺にふらっと立ち寄ることが出来る。

f:id:gingalittle:20161204230636j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 立派な紅葉は撮れませんでしたとさ。

 落葉くらいしか撮れませんでしたとさ

 ボケもなだらかで良い。

 でも光の加減でいい青さだ。

 

f:id:gingalittle:20161204231013j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 スキャナのくせなのかこの青み。

 でもアグファのフィルムでは青くならんかったような…

 コダックとフジは青くなる。

 なぜなのか。

 

f:id:gingalittle:20161204232726j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 こんな錆びてたら標識の意味はない。

 車の通りも殆ど無い。

 それでも標識として頑張っているみたい。

 このレンズの良さはこういうところかなあ。

 優しめだけど、残すところはしっかり残す。

 

f:id:gingalittle:20161204233557j:plain (Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 京都仁和寺にある仏様。

 線の細い描写だから、

 普通に撮っても力強さとかが表れにくい。

 だからアンダーで撮る。

 仏像はアンダー目が鉄板らしいけど。

 

f:id:gingalittle:20161204233956j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 一つだけ色が違う実。

 線が細いから絞って木々を撮るのには案外向いているのかも。

 こういう色がこのレンズっぽいと思っているんだけどな。

 

f:id:gingalittle:20161204234231j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 梅田阪急百貨店の催事場。

 クリスマスシーズンはいつもこれ。

 ホットワインが飲めるからよく行く。

 感度100ではかなり厳しい。

 

f:id:gingalittle:20161204234507j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 アウトフォーカスにしてボケを作る。

 絞りの形のボケが欲しかったので絞った。

 どうせボケるんだからシャッタースピードが4分の1でも問題ない。

 

 写真屋さんでスキャンしてもらうのと、

 自分でスキャンするのとではかなり出来上がりが違う。

 懇意にしている写真屋さんは、そのままの写真を好む方で

 彩度やコントラストを下げて若者風の写真にはしてくれない。

 まあ、頼めばもちろんしてくれるのだろうけど。

 フィルムごとの補正をかけてきっちりプリントなり

 スキャンなりしてくれる。

 

 せめて自分の方向性だけは確立しておきたい。

 

 このカメラ、しばらく使ってなかったからか

 ふてくされている。

 カウンターが粘ってきた。

 一度軍艦部をあけて掃除しなければ。

 でも、ほんとにいいカメラ。

 

 

 

OLYMPUS-PEN FTと散歩

 どうもこんばんは。

 もう冬になってしまった。

 秋が短すぎやしないか。

 一番楽しみだったのに、

 体調を崩しまくっていて今年はあまり楽しめなかった。

 冬の写真に期待だ。

 

 ついこないだ梅田から

 ミナミの入り口難波までぶらり散歩した。

 普通に歩けば一時間ほどの道のりで、

 どの道で南下するのかでけっこう表情が変わる。

 

 まずは淀屋橋までずばっと移動。

 この間にも中之島とかあるわけなんだけど、

 中之島中之島で足止めされるから今回はスルー。

 ローライのポジ使ったときに行っている。

 

 淀屋橋から友人と合流。

f:id:gingalittle:20161201193044j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 このカメラは使いやすくていい。

 シャッタースピードが最速500なのも許せる。

 だってポケットに入る一眼レフだし。

 勘露出&パンフォーカスでスナップが捗るのなんの。

 

 淀屋橋から少し北浜の方へ移動しながら南下。

 ビジネス街だけあって、飲み屋とビルだらけ。

 このあたりは大手企業の本社や支社だらけ。

 就活の時はかなりお世話になりました。

f:id:gingalittle:20161201193655j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 店先に提灯ぶらさげたお店がけっこうある。

 仕事終わりに行きたいものだ。

 このくらいだとボケが暴れなくて助かる。

f:id:gingalittle:20161201194116j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 ドアンダー。

 文化財に指定されている建物がちらほら。

 「古き良き」が残る。

f:id:gingalittle:20161201194317j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 暴れた。

 どこかのビル前花壇だったはず。

 いやーぐるぐるボケも嫌いじゃないんだけどね。

 特徴あるレンズは嫌いじゃない。

f:id:gingalittle:20161201194618j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 なんだろう、提灯撮っちゃう。

 安くておんぼろな飲み屋がいいなあ。

f:id:gingalittle:20161201194731j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 こんな街なかのクレーン。

 組むの大変なんだろうなあ。

 これは船場近くだったかな。

 余談だが、南船場には「燗の美穂」という飲み屋がある。

f:id:gingalittle:20161201195021j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 友人にminoltaXDを持たせた。

 撮る人は撮られる人。

 絞るとかなりくっきり写るなあ。

 ハーフでこのレベルなのはすごい。

f:id:gingalittle:20161201195302j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 ミナミっぽさが強くなってきた。

f:id:gingalittle:20161201195803j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 道頓堀のメインじゃないところはあまり人がいない。

 観光客もいない。

 

 散歩にはほんとちょうどいいなあこのカメラ。

 交換レンズも集めてあげたいが、

 今はミノルタにご執心だ。

 広角さえあればいいかなと思う。

 ではまた次回。

 

 

 

 

MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5

 どうもこんばんは。

 だんだん年末ムードで街がそわそわしてきた。

 今年も大晦日までバイトなんだろうなあと思う。

 まあ特にやることはないので無問題。

 

 さて今日はレンズの紹介。

gin-yuta.hatenablog.com ここで買う予定だと紹介したレンズのひとつで、

 50mmのマクロレンズ

f:id:gingalittle:20161128230345j:plain

 左はいつもの標準レンズで、右がマクロ。

 MCは大柄だからXDにはあんまり似合わないんだよなあ。

 そんで初出動に嵐山で紅葉を撮ったんだけど、

 見事に全部アンダー。

 勘露出とは言えこれにはがっかり。

 マクロって難しいんだね…

 自分のスキャニング環境では、

 アンダーすぎるネガの救済が不可能なので

 久しぶりに店でスキャンをお願いした。

 紅葉写真は失敗したので、次の記事で色々載せるつもり。

f:id:gingalittle:20161128230843j:plain

 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 これだよこれこういうボケが欲しかったんだ。

 このレンズはロッコール伝説にも載っているほどらしい。

 光学系はMDになっても同じだったとか。

 かなりの長寿レンズである。

 嵐山にあるアラビカというコーヒー屋さんがオススメ。

 本店は東山にある。

 エスプレッソを頂いたが、香りが引き立つ苦味で美味だった。

 最近のエスプレッソは酸味が強すぎるところが多い。

 エスプレッソは苦味で楽しみたいものである。

f:id:gingalittle:20161128231412j:plain

 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 撮影意図がちゃんちゃら分からないが一応。

 京都では有名な西利というお漬物屋さんで頂いたお茶漬け。

 僕は瓜が大好きです。

 言い訳だけど、このレンズ暗い。

 ピント合わせがかなり難しい。

 XDの明るめのファインダーでもキツイ。

 こういうシチュエーションだともう分からない。

f:id:gingalittle:20161128231655j:plain

 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 背景が遠いとミノルタらしいボケが。

 なんというか、万華鏡みたいな感じ。

 多少うるさいがもう慣れた。

 にしても同じような撮り方で面白みがない。

 申し訳ない。

f:id:gingalittle:20161128231955j:plain

 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 やっと紅葉。

 前日が土砂降りだったせいで、きれいな葉が少なかった。

 しっとりとした描写だ。

f:id:gingalittle:20161128232205j:plain

 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 このカットは等倍撮影。

 さっきまではレンズ単体なので2分の1。

 中間リングをつけるとこんなに寄れる。

 ファインダーを覗いているだけでめちゃくちゃ楽しい!

 その分手ブレとピント合わせと露出がシビアになる。

 かなりオーバーめにして撮ってみよう。

 いつか虫を撮ってみたいものだ。

f:id:gingalittle:20161128232519j:plain

 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 これは確か中間リングなしだったはず。

 はじめてのマクロだったがなかなかだ。

 というか自分が追いつけない。

 次こそ良い結果を持ってこよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラブホテル 5

 どうもこんばんは。

 忘れたわけじゃないよ、ラブホテル。

 最近モノクロサボってただけ。

 今はまたやりたくなってきた。

 

 今回はよく行く難波で。

f:id:gingalittle:20161124211900j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 平行とれねえ。

 ここはホテルだったけど、もしかするとラブホじゃなかったかも。

 趣味悪すぎるよこのオブジェは。

 ペンFTには露出計ついてるけど、

 ファインダー激暗+プリズムの汚れで

 あんまり長いことファインダー覗きたくない。

 一瞬でピント合わせて勘露出で撮るスタイルが一番楽。

 おかげでピンボケ写真も何枚か生まれる。

 そしてアンダー写真も生まれる。

 モノクロはアンダーで撮る僕だけど、

 これはさすがにアンダー過ぎて眠い。

 アクロスがそんなに高コントラストではないにせよ眠い。

f:id:gingalittle:20161124212748j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 偏見かもしれないけど、ラブホらしいラブホ。

 こういう格好なら分かりやすいものである。

 ほぼ道頓堀沿いのエリアで、ほとんど韓国人か中国人しかいない。

 おそらく彼らの宿泊施設として大活躍だろう。

 かなり密集しているから競争が激しそうだと

 常々感じていたが、むしろ足りないくらいではなかろうか。

f:id:gingalittle:20161124213536j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 けっこう似たような字体が多い。

 個性的なものより、分かりやすいものが求められているのだろうか。

 まあ夜の街だもんなあ。

f:id:gingalittle:20161124215053j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 食事とかドリンク無料って、大丈夫なのか。

 食べても大丈夫なのか。

 おいしいのか?

f:id:gingalittle:20161124220239j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROSS100)

 これはいい形。

 富士山型。

 上の方はいい部屋なのか?

 ハーフサイズカメラのくせによく写る。

 しかも一番安い標準レンズ。

 ただ、近接撮影はかなり収差が目立つ。

 ぐるぐるボケがてんこもりの写真になる。

 それに関してはまた後日。

f:id:gingalittle:20161124222103j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 ちょっとおしゃれな看板。

 カフェとかにありそう。

 昼間には出入りしてる人が全くいなかった。

 確か日曜だった気がする。

f:id:gingalittle:20161124222728j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 モントレーとラブホ。

 さすがに規模の違いが目立つ。

 

 面白いのは最初のやつだけだなあ。

 あとは典型的なラブホ。

 もっと個性的なラブホを求めて旅を続けたいと思います。

 

 

 

Rollei XF35と後ピン その後

 どうもこんばんは。

 寒くなったと思ったら今日はとても暖かかった。

 さて久しぶりの更新は、

 二重像を調整したローライXFのお話。

gin-yuta.hatenablog.com

 購入してからフィルムを3本ほど詰めて撮った結果、

 どうもピントが甘かったり、後ろの方にいってたりした。

 プログラムEEのため日中は絞るしかない。

 だからこそ気づくのが遅れた。

 今回はリベンジ戦である。

f:id:gingalittle:20161119201921j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 これまた昼間に持ち出したので、

 できるだけ暗い場所でパチリ。

 ピントを合わせてからCDSの受光部を手で覆うと、

 マニュアルチックな撮り方が出来る。

 と言っても、シャッタースピードと絞りは組み合わせが決まっている。

 この写真はそういう方法で、開放で撮った。

 本来はF4くらいだったはず。

 このカメラの絞りは独特な形なので、

 ボケはうるさくなりがちだ。

 まあでも開放でこれなら、

 ピントは概ね合っているだろう。

f:id:gingalittle:20161119203258j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 寄れないってのはなかなか難しい。

 この手のカメラだから最短はだいたい1m。

 ある程度距離があったほうがいいかなあ。

f:id:gingalittle:20161119203537j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 絞るともちろんしっかり写る。

 写真やさんによると富士フイルムのフィルムは、

 赤がよく出るらしい。

 もちろん全部ではないけど。

 なんとなく、このカメラのゾナーは少し赤が出やすい気がする。

 QBMのプラナー50/1.8も赤が出やすい。

 そういうことなのだろうか。

 青くてふんわりした写真が流行りなので、

 赤で頑張ってみようかな。

 ということは紅葉の今がチャンス。

f:id:gingalittle:20161119204236j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 逆光には弱い。

 そんながっつり光入れてるわけでもないのに。

 フィルム室の素材がてかてかしてて、

 これ内面反射大丈夫かよとは思っていた。

f:id:gingalittle:20161119205101j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 右も左も滲んじゃう。

 ゴースト祭り。

 ハレ切りしたい。

 なんとかうまい具合に生かせないだろうか。

 人物でも撮ってみるか。

f:id:gingalittle:20161119205251j:plain (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 かと思えばスッキリした描写もする。

 順光で撮ればね。

f:id:gingalittle:20161119205436j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

f:id:gingalittle:20161119205528j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

f:id:gingalittle:20161119205632j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 昼と夕方。

 夕方撮った開放の甘々な方が好きだ。

 ぼやっとしていて面白い。

 これはモノクロのほうが面白いかもしれない。

 フォマの100か200でも詰めてみよう。

f:id:gingalittle:20161119210036j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 黄昏時の不安定さをよく表現してくれている。

 味わい深い。

f:id:gingalittle:20161119210308j:plain

 (Rollei XF35 + Sonnar 40mm F2.3 + FUJICOLOR100)

 最後はしっかりと。

 今回は縦位置で撮ることが珍しく多かった。

 40mmの画角のおかげか。

 ピントのズレも直ったことだし、

 これからも使っていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真の価値

 ってどこにあるのだろう。

 絶対的で普遍的な基準があるのか。

 そういう唯美論を唱える人もいるだろう。

 逆に自分の中に基準があって、

 自分のために写真を撮るのか。

 

 芸術にはつきまとう問題で。

 僕は写真を始める前に、クラシックをやっていたから

 唯美論の中にいたわけで。

 楽譜通りに弾くことが良しとされていた。

 でも、はるか昔から楽譜通りに弾かない人もいた。

 モーツァルトだって楽譜通りに弾かなくて怒られていたらしい。

 

 人の手本となる人はもちろん楽譜通りに弾くべきなんでしょ。

 でも、芸術家はそうじゃない。

 感性で勝負するのだから。

 他に負けないアイディアや手法を発見すること。

 それが美しくなくたっていいと思う。

 

 唯美論に飽き飽きして、クラシックやめて。

 バンド組んだり、一人で曲書いたり。

 そこでなんとなく、自分の中の価値観みたいなものが

 初めて生まれた。

 

 僕の中の写真の価値は、

 楽しく撮っているかどうかに尽きる。

 わくわくしながら、ドキドキしながら撮る写真というものが好きだ。

 観たらどきどきしたり、ワクワクする写真がすきだ。

 

 その中に重厚なものがあって、「すごい」と感じる写真は

 既に死んでいる気がする。

 

 そういう気持ちを知ったからこそ、

 もう一度クラシック本気でやろうかな。

 たぶんやらないけど。

 

 それでも、

 小さな芸術家になりたいものである。

 

f:id:gingalittle:20161112214411j:plain

 (minolta XD + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 + FUJI記録用100)