ゆったりフィルム

斜陽文化のフィルムカメラをゆるく使ってお伝えしていきます

MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5

 あけましておめでとうございます。

 本年もゆったりフィルムを使っていきたいです。

 でもフジのX-pro2くださいほしい。

 

 さて今回はレンズのお話。

 本来は24mmがほしかったのだけど、

 お値段が結構するので我慢。

 いつか買おう。

 物欲は尽きない。

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 画像左端のフィルターが反射しているレンズ。

 軽く準望遠サイズはあるし重い。

 このレンズは黄変がものすごいから

 かなり安値で取引されているよう。

 オークションで1000円だった。

 多分1円で出品されてたらそのまま終わる可能性もある。

 そのくらい黄色い。

 前期後期関係なく黄色くなる。

 現代のデジカメなら多少はAWBでなんとかなるけど、

 白いものを撮ったりすると多分濁る。

 

 このレンズをXDにつけてファインダーを覗くと、

 真っ黄色な世界が見える。

 というわけで黄変除去の開始だ。

 なんとレンズを日光浴させると黄変が改善されるというのだ。

 M42レンズの種類を調べているときに、そんなページを目にした。

 調べればけっこうみんな試しているみたい。

 ただ、日光浴だけでは大幅な改善は見込めない場合があるようだ。

 そこで用意したのが、ブラックライト。

 UVライトとも言う。

 

 

 

  この光を根気よくレンズに当て続けるのだ。

 何日か当ててみると、驚くほど黄変が薄くなった。

 そこで比較だ。

 残念ながら、レンズのビフォーアフターではなく写り。

 

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 (minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + フジ記録用400)

 うーむ黄色い。

 もともと黄色く写るだろうと思っているので、

 シチュエーションを選んで撮った。

 でもボケはけっこう綺麗じゃない?

 さすがミノルタ

 

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 (minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)

 動きながらの撮影で随分甘くなってしまった。

 黄変はだいぶ改善されたのでは?

 少しアンバーな気もする。

 

f:id:gingalittle:20170105010830j:plain

 (minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)

 思ったよりもニュートラル?

 そんなにぼやぼやしないレンズみたい。

 前ボケは少しうるさい。

 絞れば十分解像する。

 

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 (minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + lomography CN800)

 広角で縦位置。

 歪みがよく分かる撮り方でもこの通り。

 多少周辺光量落ちしている。

 

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  (minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)

 暗めに撮っても、しっかり写る。

 立体感が気持ちいい。

 アナログで焼いてみたいなあ。

 

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 (minoltaXD + MC W.ROKKOR-SI 28mm F2.5 + PRO400H)

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 (minoltaXD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + PRO400H)

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 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + PRO400H)

 撮り比べ。

 28mmはコントラストが抑えられているけど

 迫力がある。

 マクロはすごく滑らか。

 街まで含めた表現は45mmかなあ。

 

 総評としては、

 値段を考えると十分すぎる。

 35mmじゃなくて28mmだし。

 大きさが難点だけど、

 あの大きさだからこその明るさと写り。

 これは本当にMC24mmと比べてみたい。

 黄変除去できたらめちゃくちゃ良いと思う。

 

 今年は準望遠も望遠も買うぞ。

 頑張って鷹の目ロッコールも買うぞ。

 

 

 

 

フジフイルム 業務用フィルム ISO100?36?30本パック

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Konica A4 (BiG mini)

 どうもこんにちは。

 今年ももう終わり。

 撮った写真を見返してゆっくりしたいけど、

 今日もバイトがある。

 その前に最後の更新をしておこう。

 

 さて大晦日の本日は、

 コニカのビッグミニ。

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 輸出モデルなのでA4という名前だが、

 ビッグミニで間違いない。

 これまた梅田の第2ビル貸しキャビンにて発見。

 1000円ちょっと。

 ぶっちゃけプラカメでやっすい作り。

 500円でもいいくらい。

 でも、このカメラは評価がかなり高い。

 というのも写りがかなりよろしいらしい。

 仲良くしてもらっている写真屋さんによると、

 10年前は特価で投げ売りするくらいだったそう。

 それが今では美品完動品なら5000円位する。

 オークションでもその価格で、

 中古カメラ屋なら5桁で置いてたりする。

 5000円もあれば、オークションでペンタックスSPが2台位買えそう。

 コニカのレンズってめちゃめちゃ良いのが多い。

 けどネームバリューはニコンキヤノンよりも小さい。

 特定のカメラは今でも高値で取引されている。

 さて写りはどうか。

 

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 (Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUICOLOR C200)

 フィルムスキャンはノーリツ鋼機のもの。

 甲南商店街で歩きながら撮った写真。

 あのレンズがこんな写りをするとはとても思えない。

 程よく固い写りで、シャープさもある。

 ぜんぜんぼやぼやしていない。

 明るさも無理をしていない3半。

 

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 (Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUICOLOR C200)

 特筆すべきはクローズアップモード時のボケだ。

 思ったよりも綺麗なのだ。

 室内でフラッシュ非発光にすると、

 上がってきたネガがけっこう濃かった。

 

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 (Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUICOLOR C200)

 ただ弱点もある。

 測光の仕様からなのか、明るい部分に引っ張られる。

 露出補正もできないので、こういう場合はフラッシュを使うしかない。

 

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 (Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUICOLOR C200)

 質感もなかなか表現できている。

 レンズめちゃくちゃいいぞこれ。

 噂に違わぬ写り。

 

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 (Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUICOLOR C200)

 しかし露出制御は難しい。

 シチュエーションによってはフラッシュ使えないし。

 

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 (Konica BiG mini + KONICA LENS 35mm F3.5 + FUICOLOR C200)

 なによりも寄れるのが嬉しい。

 コンパクトで軽いし、かなりおすすめ。

 ただ、壊れている個体が多いので注意。

 裏蓋を開けて、フレキが切れていないか必ず確認して欲しい。

 

 今年最後の更新はこのへんで。

 今年もありがとうございました。

 来年もよろしくおねがいします。

MD ROKKOR 45mm F2

 どうもこんばんは。

 卒論の仮提出を終えて一休み。

 まだあと3分の1ほど残ってるけどちょっと休もう。

 

 さて今日はレンズのお話。

 手に入れたのは11月だったけどコンテンツにするための

 写真が満足いくように撮れていなかった。

 

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 minoltaXDについてるやつ。

 パンケーキ型でかなり軽い。

 MDは安っぽいっていう人の気持ちがよく分かった。

 ほぼ金属のMCと比べるとプラのMDはやっぱしょぼい。

 持つ喜びはMCの方が大きいな。

 

 ただ、とにかく小さくて軽い。

 軽いminoltaXDとは抜群の相性。

 このレンズは大阪梅田の第2ビル地下の

 貸しキャビンで購入した。

 お値段は6800円と、

 中古カメラ屋で買うよりかなり安い。

 けっこう掘り出し物もあって安いが、

 ジャンクもたくさんある。

 親切なオーナーならきちんと

 動作する部分、しない部分を書いてくれている。

 このレンズは特に注意書きがなかったが、

 店の人の許可をもらってしっかりと調べた。

 強い光を当ててみたところ、

 経年のチリはそこそこあったが、

 カビや曇りは全く無かった。

 これでこの値段なら安いもんだろう。

 ついこないだコーベカメラで

 カビカビのカビカビなジャンクが1500円くらいだった。

 それを買うよりかはマシ。

 さてどんな写りか。

 

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 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + フジ記録用400)

 雨が降る中撮ってみたがまあよく写る。

 ボケが霞んだようにみえるのは曇天のせい?

 発色も申し分ない。

 さすがはMDの中でも新しいレンズ。

 いい感じだ。

 解像力は高い。

 

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 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + lomography CN800)

 フィルムをロモの800に変更。

 このフィルムについては、3本違うカメラで

 撮りきってから改めてコンテンツにしようと思う。

 いつも試し撮りする場所からの一枚。

 平行が出ていないのはミス。

 日中だったので絞りは11か16だったはず。

 感度800のフィルムだが、400くらいの設定で撮っている。

 するとまあ画質はかなり向上する。

 ロモの紹介文によると、

 「色温度の影響を受けやすい」らしい。

 つまり色かぶりしやすいとのこと。

 実際日が傾きかけで撮っているが、かなりオレンジっぽい。

 

f:id:gingalittle:20161223220753j:plain

 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + lomography CN800)

 大学の友人を帰り道でぱしゃり。

 これは感度800の感覚で撮っている。

 開放でシャッタースピード8秒だったがブレも小さい。

 XDの使いやすさが光る。

 800相当で使うと粒状感が目立つ。

 暗くてもこれだけ写ればいいと思う。

 レンズのおかげか周辺部も大丈夫だし。

 

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 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + lomography CN800)

 このおじいさん、「ちいさい秋みつけた」をひたすら歌っていた。

 何かに向けて練習しているようだった。

 邪魔するのも悪いので後ろから。

 西日が当たっているのがよく分かる。

 感度は400以下で撮ったつもり。

 というか次からの写真も全部感度400かそれ以下のつもりで、

 かなりオーバーめに撮っている。

 というのも、こういう高感度フィルムはオーバーに強く、

 また画質向上する傾向があるからだ。

 すべてがそうなのかは分からない。

 フジのナチュラも感度400くらいにすればかなりキレイに写る。

 

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 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + lomography CN800)

 この日の神戸は人がたくさんだった。

 日曜で年末だからだ。

 

f:id:gingalittle:20161223222615j:plain

 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + lomography CN800)

 逆行チェック。

 ゴーストもでる。

 でもかなり健闘している方だと思う。

 フレアも薄いし、色も大幅に削られてない。

 こんな意地悪な撮り方しても許してくれるのだ。

 ローライのプラナー並みに粘ってくれてるかも。

 

f:id:gingalittle:20161223223146j:plain (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + lomography CN800)

 ワインレッドが美しい。

 フィルムが西日の柔らかくて暖かい光を

 強調してくれてるらしいので、

 暖色が映える映える。

 

f:id:gingalittle:20161223223424j:plain

 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm f2 + lomography CN800)

 シメはやっぱりニーハイで。

 肌色が健康的で好ましい。

 ここまで写ると気持ちいいなあ。

 というか感度を下げて撮ったこのフィルムの色が大好きだ。

 800で使うのは飛び道具な感じでいいかな。

 にしてもいい買い物をした。

 

 次は冒頭の写真の広角レンズを紹介したい。

 こいつがまたクセモノなのだ。

 ではまた次回。

 

 

Lomography Color Negative 100 35mm (3本パック)

Lomography Color Negative 100 35mm (3本パック)

 

 

 

Lomography Color Negative 400 35mm (3本パック)

Lomography Color Negative 400 35mm (3本パック)

 

 

 

Lomo 35mm カラーフィルム(3個セット)

Lomo 35mm カラーフィルム(3個セット)

 

 

 

 

 

 

 

秋のニーハイ大作戦

 どうもこんばんは。

 久しぶりの更新。

 卒論が出来てなくて、なかなか更新できず。

 息抜きに書こうと思う。

 

 このブログの主コンテンツと言えば、

 フィルムの種類

 ニーハイ

 ラブホテル

 の3つである。

 後ろ2つは、

 自分が大学で決めた撮るテーマだ。

 ニーハイってけっこう特別というか特殊感があって、

 アイドルとかのイメージが強い。

 それを日常っぽく撮りたいのだ。

 だからどんな場所でも撮ることにこだわっている。

 

 今回使ったカメラとフィルムは、

 minoltaXDとPRO400H、 フジ記録用400

 Rolleiflex SL35とフジ記録用100

 OLYMPUS-PEN FTとACROS100

 Nikon35 TiとVelvia100

 の4つ。

 だいたい秋と言われる期間に撮った。

 すべて現像し終わったのでまとめる。

 

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 (minoltaXD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + PRO400H )

 アンダー過ぎて画像が薄くなってるけど勘弁。

 新しく手に入れたこのレンズは遠景に弱いらしい。

 マクロで無限遠を使っていないので要検証。

 表現力などはけっこうイケると思う。

 肉感も出てる。

 優しい写りなのは、フィルムとレンズの柔らかさのおかげ。

 なかなか良い組み合わせだ。

 ネットではMDの方が高評価だ。

 余裕があれば手に入れてみようかしら。

 

f:id:gingalittle:20161216010229j:plain Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + フジ記録用100)

 京都嵐山にて。

 紅葉を狙いに行ったが、一番成果をあげたのはNikon35Tiだった。

 コンパクトなのにあなどれないやつだ。

 分割測光は強い。

 さてメイン機の立場をminoltaXDに奪われつつあるこのカメラ。

 ボディの性能はほぼペンタックスSPだが、

 レンズの性能はかなり良い。

 用意された標準レンズはツァイス以外にも、

 シュナイダーやマミヤもある。

 でもやっぱりこれかなあ。

 ボケ量と立体感を求めるなら、50/1.4にするといい。

 ヤシコンプラナーとはコーティングの差がある。

 

f:id:gingalittle:20161216011328j:plain

 (minoltaXD + MD ROKKOR 45mm F2 + フジ業務用400)

 新しいレンズをフライング。

 室内で、照明の色温度のせいか

 ネガがカブってる感じ。

 おかげで自家スキャニングがうまくいかなかった。

 のでこのレンズの紹介は持ち越しだ。

 基本的にシャープでボケも綺麗だと思う。

 

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 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Velvia100)

 感度100で、暗い場所は辛かった。

 コンパクトでミラーショックがないものの、

 やはりアンダー気味になる。

 するとベルビアは世界を赤く染めてしまう。

 人を撮ると肌が赤くなるから避けるのがベターなのだが、

 構わず撮る。

 このカメラは色乗りがかなり控えめだし。

 ポジをみてもそこまで赤くはなかった。

 というかベルビアのくせに色乗りが普通で、

 やはり面白いなあと思った。

 プロビアを詰めたらネガ並になりそう。

 でもやっぱり人の肌はナチュラルじゃない。

 

f:id:gingalittle:20161216014657j:plain

 (minoltaXD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + PRO400H )

 50mmだとマクロか標準で撮ったかわかんなくなる。

 多分マクロだったはず。

 50mm2本持っていく時は記録つけておかないと。

 おそらくこの写りはマクロ。

 多分MCロッコール50/1.7ではここまで表現できないし、

 もう少しアンバーな写りになるはず。

 作品撮りにかなり向きそう。

 

f:id:gingalittle:20161216015714j:plain

 (Nikon35 Ti + Nikkor 35mm F2.8 + Velvia100)

 ポジって滑らかだよなあ。

 スカートのシワとかすごい。

 

f:id:gingalittle:20161216020015j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + フジ記録用100)

 繊細な写りはやはりこっち。

 ロッコールほど柔らかくはないが、

 解像力とピント面の切れ味がかなり良い。

 ボケも条件によっては暴れるが、

 基本的に滑らか。

 ロッコールだと万華鏡みたいなボケになる。

 マクロは秀逸なボケだけど。

 45mmパンケーキでももっと撮らないと。

 

f:id:gingalittle:20161216020518j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 寄れる寄れる。

 マクロほどではないにせよ、

 近接撮影が可能。

 だけどぐるぐるボケが出る。

 よく出来た標準レンズで、

 色乗りもシャープさも好みだ。

 OMシリーズも欲しいなあ。

 

 今回はこのへんで。

 卒論終わるまでは更新頻度減ります(多分)

 ニーハイモデルが足りん。

 

 

 

 

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Rolleiflex SL35で秋を楽しむ

 どうもこんばんは。

 卒論ラッシュ。

 いまいちやる気が起こらない。

 そろそろ焦るべきだ。

 

 大学が京都にあるおかげで寺社仏閣に行きやすい。

 空きコマでも近場のお寺にふらっと立ち寄ることが出来る。

f:id:gingalittle:20161204230636j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 立派な紅葉は撮れませんでしたとさ。

 落葉くらいしか撮れませんでしたとさ

 ボケもなだらかで良い。

 でも光の加減でいい青さだ。

 

f:id:gingalittle:20161204231013j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 スキャナのくせなのかこの青み。

 でもアグファのフィルムでは青くならんかったような…

 コダックとフジは青くなる。

 なぜなのか。

 

f:id:gingalittle:20161204232726j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 こんな錆びてたら標識の意味はない。

 車の通りも殆ど無い。

 それでも標識として頑張っているみたい。

 このレンズの良さはこういうところかなあ。

 優しめだけど、残すところはしっかり残す。

 

f:id:gingalittle:20161204233557j:plain (Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 京都仁和寺にある仏様。

 線の細い描写だから、

 普通に撮っても力強さとかが表れにくい。

 だからアンダーで撮る。

 仏像はアンダー目が鉄板らしいけど。

 

f:id:gingalittle:20161204233956j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 一つだけ色が違う実。

 線が細いから絞って木々を撮るのには案外向いているのかも。

 こういう色がこのレンズっぽいと思っているんだけどな。

 

f:id:gingalittle:20161204234231j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 梅田阪急百貨店の催事場。

 クリスマスシーズンはいつもこれ。

 ホットワインが飲めるからよく行く。

 感度100ではかなり厳しい。

 

f:id:gingalittle:20161204234507j:plain

 Rolleiflex SL35 + Rollei Planar 50mm F1.8 HFT + FUJICOLOR100)

 アウトフォーカスにしてボケを作る。

 絞りの形のボケが欲しかったので絞った。

 どうせボケるんだからシャッタースピードが4分の1でも問題ない。

 

 写真屋さんでスキャンしてもらうのと、

 自分でスキャンするのとではかなり出来上がりが違う。

 懇意にしている写真屋さんは、そのままの写真を好む方で

 彩度やコントラストを下げて若者風の写真にはしてくれない。

 まあ、頼めばもちろんしてくれるのだろうけど。

 フィルムごとの補正をかけてきっちりプリントなり

 スキャンなりしてくれる。

 

 せめて自分の方向性だけは確立しておきたい。

 

 このカメラ、しばらく使ってなかったからか

 ふてくされている。

 カウンターが粘ってきた。

 一度軍艦部をあけて掃除しなければ。

 でも、ほんとにいいカメラ。

 

 

 

OLYMPUS-PEN FTと散歩

 どうもこんばんは。

 もう冬になってしまった。

 秋が短すぎやしないか。

 一番楽しみだったのに、

 体調を崩しまくっていて今年はあまり楽しめなかった。

 冬の写真に期待だ。

 

 ついこないだ梅田から

 ミナミの入り口難波までぶらり散歩した。

 普通に歩けば一時間ほどの道のりで、

 どの道で南下するのかでけっこう表情が変わる。

 

 まずは淀屋橋までずばっと移動。

 この間にも中之島とかあるわけなんだけど、

 中之島中之島で足止めされるから今回はスルー。

 ローライのポジ使ったときに行っている。

 

 淀屋橋から友人と合流。

f:id:gingalittle:20161201193044j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 このカメラは使いやすくていい。

 シャッタースピードが最速500なのも許せる。

 だってポケットに入る一眼レフだし。

 勘露出&パンフォーカスでスナップが捗るのなんの。

 

 淀屋橋から少し北浜の方へ移動しながら南下。

 ビジネス街だけあって、飲み屋とビルだらけ。

 このあたりは大手企業の本社や支社だらけ。

 就活の時はかなりお世話になりました。

f:id:gingalittle:20161201193655j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 店先に提灯ぶらさげたお店がけっこうある。

 仕事終わりに行きたいものだ。

 このくらいだとボケが暴れなくて助かる。

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 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 ドアンダー。

 文化財に指定されている建物がちらほら。

 「古き良き」が残る。

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 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 暴れた。

 どこかのビル前花壇だったはず。

 いやーぐるぐるボケも嫌いじゃないんだけどね。

 特徴あるレンズは嫌いじゃない。

f:id:gingalittle:20161201194618j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 なんだろう、提灯撮っちゃう。

 安くておんぼろな飲み屋がいいなあ。

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 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 こんな街なかのクレーン。

 組むの大変なんだろうなあ。

 これは船場近くだったかな。

 余談だが、南船場には「燗の美穂」という飲み屋がある。

f:id:gingalittle:20161201195021j:plain

 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 友人にminoltaXDを持たせた。

 撮る人は撮られる人。

 絞るとかなりくっきり写るなあ。

 ハーフでこのレベルなのはすごい。

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 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 ミナミっぽさが強くなってきた。

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 OLYMPUS-PEN FT + F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 + ACROS100)

 道頓堀のメインじゃないところはあまり人がいない。

 観光客もいない。

 

 散歩にはほんとちょうどいいなあこのカメラ。

 交換レンズも集めてあげたいが、

 今はミノルタにご執心だ。

 広角さえあればいいかなと思う。

 ではまた次回。

 

 

 

 

MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5

 どうもこんばんは。

 だんだん年末ムードで街がそわそわしてきた。

 今年も大晦日までバイトなんだろうなあと思う。

 まあ特にやることはないので無問題。

 

 さて今日はレンズの紹介。

gin-yuta.hatenablog.com ここで買う予定だと紹介したレンズのひとつで、

 50mmのマクロレンズ

f:id:gingalittle:20161128230345j:plain

 左はいつもの標準レンズで、右がマクロ。

 MCは大柄だからXDにはあんまり似合わないんだよなあ。

 そんで初出動に嵐山で紅葉を撮ったんだけど、

 見事に全部アンダー。

 勘露出とは言えこれにはがっかり。

 マクロって難しいんだね…

 自分のスキャニング環境では、

 アンダーすぎるネガの救済が不可能なので

 久しぶりに店でスキャンをお願いした。

 紅葉写真は失敗したので、次の記事で色々載せるつもり。

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 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 これだよこれこういうボケが欲しかったんだ。

 このレンズはロッコール伝説にも載っているほどらしい。

 光学系はMDになっても同じだったとか。

 かなりの長寿レンズである。

 嵐山にあるアラビカというコーヒー屋さんがオススメ。

 本店は東山にある。

 エスプレッソを頂いたが、香りが引き立つ苦味で美味だった。

 最近のエスプレッソは酸味が強すぎるところが多い。

 エスプレッソは苦味で楽しみたいものである。

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 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 撮影意図がちゃんちゃら分からないが一応。

 京都では有名な西利というお漬物屋さんで頂いたお茶漬け。

 僕は瓜が大好きです。

 言い訳だけど、このレンズ暗い。

 ピント合わせがかなり難しい。

 XDの明るめのファインダーでもキツイ。

 こういうシチュエーションだともう分からない。

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 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 背景が遠いとミノルタらしいボケが。

 なんというか、万華鏡みたいな感じ。

 多少うるさいがもう慣れた。

 にしても同じような撮り方で面白みがない。

 申し訳ない。

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 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 やっと紅葉。

 前日が土砂降りだったせいで、きれいな葉が少なかった。

 しっとりとした描写だ。

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 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 このカットは等倍撮影。

 さっきまではレンズ単体なので2分の1。

 中間リングをつけるとこんなに寄れる。

 ファインダーを覗いているだけでめちゃくちゃ楽しい!

 その分手ブレとピント合わせと露出がシビアになる。

 かなりオーバーめにして撮ってみよう。

 いつか虫を撮ってみたいものだ。

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 (minolta XD + MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 + FUJI PRO400H)

 これは確か中間リングなしだったはず。

 はじめてのマクロだったがなかなかだ。

 というか自分が追いつけない。

 次こそ良い結果を持ってこよう。